採用情報(リクルート)

代表者メッセージ

経営理念・行動指針

経営理念・行動指針 ー 中立・公正な独立系の事務所。
今だからこそ、設立以来ブレないスタンスを打ち出したい。(藤宮)

藤宮

今、相続や不動産のコンサルティングを行う会社はたくさんあります。セミナーもあちこちで開かれています。提案や講演の内容自体が間違っているとは思いません。
でも「落としどころありき」なんですね。
ハウスメーカーであれば「だから家を建てましょう」、保険会社ならば「だから保険に入りましょう」というように。それではお客様は混乱してしまいます。

何が最適か、どんな対策を立てればよいかが、会社によって結論が違うわけですから。
私たちはもともと、「落としどころありき」の現状と一線を画すサービスを提供してきました。新しい経営理念を策定したのは、今こそブレないスタンスを打ち出す時期と考えたからです。

髙原

フジ総合グループは、相続税と不動産鑑定のダブルライセンスでスタートしています。設立当初から税理士と不動産鑑定士が共存し、各領域のプロの立場から、お客様にアドバイスをしてきました。ときには「アドバイスをしない」という選択をすることもあります。お客様に必要なのはコンサルタント側の論理ではなく、相続後の新しい人生を始めるための後押しですから。

藤宮

「アドバイスをしない」なんて、中立・公正な立場にある独立系の事務所だからこそできることです。

髙原

でもそのスタンスを、経営理念として言葉にする作業は大変でした(苦笑)。もちろん設立当初から理念はありましたが、「もっとシンプルに伝わるようにしよう!」と、私たち二人でかなり練り上げました。

藤宮

経営を行う上での判断基準であり、社員が迷ったときにつねに拠り所になるものですから。

髙原

新しい経営理念をもとに行動指針《末広がり八カ条》も生まれたわけですが、この指針はさらに伝わりやすくなったと思います。第一条からいきなり『「はい!」「にこ!」「ぴん!」を徹底します。』です。返事と、笑顔と、ぴんと伸ばした背筋。

藤宮

私の子供の入学式で、小学校の先生が子供たちに向かって話されていたことなんです。とても大切なことなのに、大人でもできていない人が多い。ならば行動指針に盛り込もうと。

髙原

行動指針が浸透してきたら、社員の意見なども採り入れながら、増やしたり減らしたり、柔軟に更新していきましょう。

仕事の醍醐味

10ヶ月という限られた時間の中で、お客様の人生に大きな影響を及ぼす。
本当の実力が試される。だからこそ面白い。(髙原)

髙原

先ほども少しふれましたが、何と言ってもこの仕事の醍醐味は、相続された方々の人生の新しいスタートに携われることです。よく相続は「亡くなった方の生涯所得の清算」などと言われますが、決してそれだけではありません。亡くなった方、遺族の方々、皆さんにとっての「家族の夢」があります。そして夢を叶える上で、相続や不動産にまつわるお悩みが生まれる。そのお悩みに寄り添い、解決して差し上げるのが私たちの仕事です。

藤宮

しかも寄り添える期間は限られています。相続の手続きは、「亡くなってから10ヶ月以内」と定められていますから。特に相続財産において不動産は半分を占める関係上、まず不動産の評価を適正かつスピーディーに行わないと相続税が確定しません。どの不動産を処分して、どの不動産を残すか。長男様、次男様、どなたが相続するか。大切な節目に携わる仕事ですね。

髙原

わずか10ヶ月間のお付き合いなのに、私たちの取り組みしだいで、相続される遺族の方々の人生が大きく変わる。責任は大きいですが、無事やりきったときの達成感もまた半端ではありません。

藤宮

それは相続と不動産に特化している私たちならではの醍醐味です。
所得税・法人税の計算や月次決算作業、年度末の確定申告代行などを何百件も持っていたら、なかなか味わえないでしょう。

髙原

電話帳2冊分の申告書をゼロから作成し、最終的に納品にこぎつけたときは、お客様も感動してくださいます。実は私自身税理士という立場でこういう達成感を味わえるとは想像していませんでした。フジ総合グループに出会えて本当に良かったです。

求める人物像

「アドバイスをしよう」と気負う必要はない。
しっかり耳を傾ける人に、お客様は答えを教えてくださる。(藤宮)

藤宮

「お客様に安心、満足、喜びを与える」。これは経営理念に盛り込んだ文言ですが、実現のためには私たち一人ひとりがプロでなければいけない。ではプロとは何か。専門知識と対応力がある人でしょうか。私はむしろ、お客様の話に耳を傾けられる素直な人こそ、プロだと考えています。

髙原

まさに行動指針にあるように、『「聞く」、「聴く」、「訊く」を徹底』できる人ですよね。大切な人を亡くされ、まだ悲しみに打ちひしがれている…そんな遺族の方々に対して、立て板に水を流すように自分の用件だけ話すなんて、姿勢としてありえません。

藤宮

社員にもよく言っていますが、最初から「アドバイスをするぞ」「気の利いたことを言うぞ」などと意識する必要はないのです。自分が話すよりもまず、お客様の話をじっくり、じっくり、伺うこと。私たちが「聞く」「聴く」「訊く」の姿勢で臨めば、答えはお客様の口から自然に出てくるものだと思います。そして、お客様に合った提案をすればいい。私はそうやって経験を重ねてきました。実際、申告書の納品が済んだあと、お客様から「よくここまで話を聞いてくれました」と言っていただきます。お客様が求めていらっしゃるのは、耳を傾ける姿勢なのです。

髙原

私は社員採用の面接にも立ち会いますが、素直に耳を傾けられる方というのは、見ているとすぐ分かりますよね。「お客様はこの人のコンサルティングを受けたいだろうな」「この人と世間話をしたいだろうな」と感じさせる人が、たしかにいます。そして多くの場合、どちらと言うと口が重たく、面接する私たちの話を受けとめてくれる人なのです。

藤宮

素直に耳を傾ける資質を持っている人であれば、相続税の申告経験や、税法で合格している科目数などは、あまり気になりませんね。無くてもかまわないと考えています。

髙原

知識や技術を見せびらかしても、お客様の信頼は得られない。
むしろお客様のストレスをしっかりくみとる人間力が、この仕事には求められるのではないでしょうか。

将来のビジョン

全申告件数の1%というシェアにこだわり、
お客様との真剣勝負を通して人生を充実させる。(髙原)

髙原

現在、相続税の申告件数は年間約5万件。まずその1%の案件に、何らかの形で関わることが私たちの目標です。申告そのものはもちろん、生前の相続シミュレーションでも、不動産鑑定だけでもいいし、申告後の還付業務でもかまいません。とにかく少しでも私たちが関わることで、お客様のお役に立ちたいと考えています。

髙原

そして素直な気持ちでお客様に寄り添ってほしいですね。相続や不動産のコンサルティングが必要なお客様というのは、億単位にのぼる財産について「相談をしたい!」と思っていらっしゃる方がほとんど。そんなお客様との真剣勝負を通して、自分の人生がどんどん充実していっている、という実感があります。

藤宮

私たちの提案には制限や限界がなく、必要となる知識にも終わりがありません。
永遠に学び続けられるので、一生を捧げるに値する仕事だと思っています。

経営理念・行動指針