スタッフの声

大阪事務所 評価部 30代女性(2015年入社)

大阪事務所 評価部 30代女性(2015年入社)土地評価の奥深さを学びスキルを磨ける。

当社入社の決め手を教えてください。

前職では営業事務をしておりましたが、20代後半に差し掛かった頃、専門知識を身につけ、長く働き続けたいという思いが芽生え、経理や税務への関心を抱くようになりました。
当初は税務スタッフとして応募したものの、総務スタッフに欠員が出たため、そちらでのお話をいただき、入社する運びとなりました。

総務部では、勤怠管理、入退社対応、自社開催セミナーの手配、レジュメ作成、更正業務関係の書類スキャン、イベントやフェア等の出展を担当しておりました。
その傍らで、申告業務、不動産売買の決算処理、不動産調査といった総務以外の仕事にも携わる機会をいただきました。
人数が少なかったため、自由に立ち回ることが許されたのだと思います。

また、還付営業に取り組み、自ら土地の評価を行い約450万円の還付額を実現したこともあります。
その仕事ぶりを評価していただいたのか、しばらくして評価部への異動が決まりました。

実際に働いてみて会社に対する印象はどうでしょうか。

当社は職人の集まりといった印象です。
しかし冷たさを感じることはなく、未経験者だった私にもわかりやすく噛み砕いて説明してくださる方々ばかりでした。
干渉し過ぎることもなく、それぞれが黙々と自分の業務に取り組んでいるため、初めは少し驚かれるかもしれません。

現在の一日の流れを教えてください。

私は朝型の生活を心がけており、夜は早めに休み、朝早く会社に出勤しています。
家から会社まで近いこともあり、効率的な生活ができております。
仕事帰りにジムに通うこともあります。

事務所で作業を行う日は、午前中に集中力を要する作業に取り組みます。
土地の評価を行う際には、まず書籍を確認します。
インターネットやAIが普及している時代ではありますが、出典元の明確な書籍を参照することが鉄則です。
そこから解釈を考え、自分の担当案件にどのように適用するかを検討しますが、これが非常に難解な作業です。
午後は簡単な調べものや色塗り(←住宅地図や路線価図等、添付資料の加工)など、頭をあまり使わない業務を行います。

調査で外出することもあり、調査には役所調査と現地調査の二種類があります。
まずは、役所を訪れ、法令制限の確認や道路台帳、建築計画概要書など評価に必要な資料を収集します。
その後の現地調査では、評価対象となる実際の土地を訪れ、手元の資料と照らし合わせながら確認を行います。
ただし、事前準備を怠ると見落としが生じるため、事務所で評価方針を確定させることが重要です。

この仕事の面白さ、やりがいを教えてください。

同じ土地は二つとして存在せず、毎回新鮮な気持ちで取り組むことができます。
一方で、これまでの知見を活かせる場面もあり、自身の成長具合を実感できる仕事です。
向上心のある方にとって非常にやりがいを感じられる職種だと思います。

もっとも、未経験からのスタートである私にとって、法律の基礎知識や不動産業界の知識がない状況は非常に大変でした。
法学部出身者や不動産鑑定士を目指すスタッフと比べ、私のスタート地点はずっと低いところでしたが、他人と比較せず、自身の成長に目を向けることが大切だと感じています。

また、土地や住まいに関わる仕事をしていると、日常の風景の見え方が変わってくる点も魅力の一つです。
大阪事務所の評価スタッフは、沖縄や東京、埼玉、岡山、鹿児島(←関西のみならず、西日本全域、沖縄や関東にも時々)など遠方に赴く機会もあります。

今後やっていきたいことは何ですか。

社歴が長くなる中で、後輩の指導や意見書のチェック、評価方針の策定などに関わることが増えてきました。
複雑な案件はまだ一人で判断ができず、上長に相談してしまう場面があります。
今後は、一人で業務を完結できるよう、決断力を養っていきたいと考えています。

また、2024年から勉強会の講師として活動し始め、同業である税理士法人の実務担当者に対し、調査方法や評価方法を伝える機会をいただいております。
勉強会では、「実務では机上評価しかしていない」「複雑な土地の評価はやったことがない」という声も多く、受講者のみなさまは新鮮な気持ちで聞いてくださいます。
講演内容をさらに充実させ、引き合いの絶えない講師を目指していきたいです。

当社を志望する方にアドバイスをお願いします。

未経験者で法律の心得がない場合、「言葉」がわからずつまずくことがあるかもしれません。
ただし、粘り強く取り組めば、先輩方が根気よく指導してくださいます。
当社では「調べが甘くて質問した」としても叱られることはなく、丁寧に説明していただけます。

一方で、会社や先輩に対して「してもらう」ことばかりを期待する方は成長が難しいと感じます。
自ら学びに行こうとする姿勢が重要です。

その他一言

当社では「人間関係」に悩むことはほとんどありません。
また、入社以降、フレックスタイム制や一分単位での労働時間管理、看護等休暇の拡充など、労働環境の改善が進んでいます。
土地評価の楽しさと、働きやすい環境のおかげで、長く続けられているのだと思います。

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